もっと知りたい柳宗悦と民藝運動
あをぐみが編集とエディトリアルデザインを担当した『もっと知りたい柳宗悦と民藝運動』(東京美術刊)が発売中です。松本で暮らしていると「民藝」を身近に感じます。何気なく街を歩いていても、民藝運動に影響を受けた店やその流れでつくられた家具・器などに出会う機会がとても多いのです。クラフトフェアが松本に根付いているのも、「民藝」を身近に感じられる風土が少なからず関係あるのかもしれません。(コロナの影響で2年間...
View Article別冊太陽 絵本で学ぶSDGs
あをぐみがエディトリアルデザインを担当した『絵本で学ぶSDGs』(別冊太陽 日本のこころ 301/平凡社刊)が発売中です。『五味太郎 みちはつづくよ……どこまでゆくの?』『科学絵本の世界100...
View Articleハナブサ・リュウ「肖像✦身体 -Portraits ✦ Bodies-」
写真家ハナブサ・リュウさんの作品展「肖像✦身体 -Portraits ✦ Bodies-」が、東京・新宿のニコンプラザ東京 THE GALLERY で11月14日まで開催されています。ハナブサさんとあをぐみとは、別冊太陽の『パリ オルセー美術館』のデザインを担当させていただいたのが最初のご縁でした。このとき2006年。続けて、同じ別冊太陽の『モネ 光と色の革命児』、『ルノワール...
View Articleイベント「昔の灯を体験しよう」
東京都町田市にある人気の公園「町田薬師池公園四季彩の杜 西園」を舞台に、10月末から開催されているイベント「Park Fest 894 in...
View Article『さんかくで いえを つくろう』
あをぐみがデザインを担当した『さんかくで いえを つくろう』(かがくのとも 2023年2月号 福音館書店刊)が発売中です。「かがくのとも」や「こどものとも」……。こどものころから今に至るまで大事に手元に置いてあるのもあるほど、慣れ親しんだシリーズです。その絵本シリーズのデザインができるなんて! とても刺激的で、なにより感慨深くもありました。著者は堀川...
View Articleうらまち探検プロジェクト
去る2022年11月、松本城の東に位置する「裏町」でイベントがあり、そのフライヤーなどをあをぐみがデザインしました。「裏町」。どこか怪しげなネーミングですが、さかのぼると江戸時代にはこのエリア、すでにこの名で呼ばれているのです。歴史を紐解くと長くなるので省略しますが、数年前まで飲み屋街だったこの街も、今やシャッター街。そんな裏町を盛りあげようと開かれたのが、今回のイベント「うらまち探検プロジェクト」...
View Articleカーサブルータス(WEB)の余談
松本市内で現在開催中の「マツモト建築芸術祭2023」(〜2月26日)。あをぐみöが取材した記事がウェブ版のカーサブルータスで見られるので、ぜひご覧ください。記事では紹介していない“追記”を少々こちらにて。各作家さんの作品が見どころなのはもちろんですが、その器たる建築そのものの解像度が、作品が入ることで高まること……それもこの芸術祭の真骨頂かと思いました。たとえば、記事でもご紹介した〈割烹 松本館〉...
View Articleもっと知りたいローランサン
あをぐみが編集とエディトリアルデザインを担当した『もっと知りたいローランサン』(東京美術刊)が発売中です。昨年担当した『もっと知りたいシャネルと20世紀モード』に続いて、シャネルと同じ年に生まれ、同じ街(パリ)で大きく活躍した女性画家、ローランサンを手掛けることができたのは、とても幸運でした。ここのところ、20世紀はじめに活躍した女性たちが取りあげられる機会が増えているのは、「いま、この時代だからこ...
View Article八ヶ岳国際芸術祭2023はじまる
あをぐみöがカーサブルータスのウェブで告知記事を執筆した「山梨国際芸術祭」が本日11月5日から開催されています。記事でも紹介した吉野祥太郎さんのこの作品、プラン通りに再現されていてびっくりしましたが、実際に見るとすごい迫力。土塊が発するえもいわれぬ神々しさに、しばし呆然とします。ルオーの礼拝堂に置かれていることもまた、作品の神力を増幅させているに違いない。*写真はすべて主催者の許可を得て撮影・掲載し...
View Articleランポンシアターのシアターランポン
劇団「シアターランポン」初の本公演となる『屋根裏のバラエテ』が、昨日から特設の「ランポンシアター」で上演中です。あをぐみもさっそく観に行ってきました。断片的なお話が断片的に展開していき……あまりいうとネタバレになってしまうのですが……あっと鮮やかな着地を見せる。その着地の見事さはいうまでもありませんが、帰り道に頭の中で反芻してくるのは、断片だった話のキラキラした断片的夢心地感だったりしました。自分の...
View Article三の丸エリアプラットフォームのロゴ
松本城を取り囲む三の丸エリア。そこを主な舞台とする「三の丸エリアプラットフォーム(以下、三の丸AP)」は、松本市が策定した「松本城三の丸エリアビジョン」を実現するための地元・民間主体の組織です。今年度は、松本城三の丸エリアの10の界隈で各メンバー(事業会員)がさまざまなプロジェクトを実施しているのですが、三の丸APはそのサポートを多方面から行っています。で、その三の丸APのロゴマークを、あをぐみがデ...
View Article三の丸エリアプラットフォームのパンフレット
前回ブログのつづきとして、三の丸エリアプラットフォーム(以下、三の丸AP)のパンフレット・デザインのお話をします。新しくはじまろうとしている「三の丸AP」と、その活動内容および特徴を、どう印象深く紹介できるか……それが今パンフレットの最重要課題でした。そんななか、ロゴをデザインした張本人がパンフレットのデザインも担当したことで、本来ならロゴデザイナーからNGを出されそうなことにもチャレンジできたのは...
View Articleフライヤー@三の丸エリアプラットフォーム
前回&前々回のブログのつづき。現在、松本市・三の丸エリアにある10にわたる界隈の活動をサポートしている、三の丸エリアプラットフォーム(以下、三の丸AP)。あをぐみでは、それら界隈ごとに行われる実証実験の、告知フライヤー・デザインもサポートしています。どの界隈も独自の性格をもっているので、特色を活かしつつ「三の丸エリア」という関係性(つながり)も伝える必要がありました。そこで、前回ブログでもお伝えした...
View Article特別展「北斎サムライ画伝」@すみだ北斎美術館のPR
むかしむかし葛飾北斎が活動していた現在の東京都墨田区界隈。その両国駅に近い「すみだ北斎美術館」で、2024年2月25日まで特別展「北斎サムライ画伝」が開催されています。展覧会では、刀を持ってポーズを決める武士や、勇ましく戦う様子が描かれた合戦画など、誰もが思い描くサムライイメージの作品も多々。ポスターやフライヤーなどのメインビジュアルも、そんな感じでカッコよく決まっています。そんななか、あをぐみがお...
View Article「ライブラリレーまつもと」のお知らせ
来る2月23日、あをぐみäが松本市中央図書館でワークショップとトークイベントを行うことになりました!午前の部は、主に中高生を対象とした「フォントをつくろう」ワークショップ。みんなでアルファベットをデザインし、ひと揃いのフォントをつくります。午後の部は、デザインについてのおはなし会。図書館の蔵書からあをぐみがデザインした本をとりあげつつ、タイポグラフィやロゴなどについてお話します。お悩み相談にものるか...
View Article「ライブラリレーまつもと」おわりました
中央図書館でのワークショップとトークイベントにご参加いただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。あいにくの天気でしたが、多くの方にお集まりいただき、そして楽しんでいただけて、とてもうれしく思っております。当日の感想なども、今後のあをぐみブログでお伝えしていきたいと思いますが、まずは大事なありがとうをお伝えしたく、この場をお借りしました。ワークショップでみなさんにデザインしていただいた文字の...
View Article消えゆく建築物。最後の祝祭
松本城址にあるかつての博物館の建物が、もうすぐ取り壊し。別れを惜しみ、その一生を寿ぐように、いま「マツモト建築芸術祭」が行われています。特に松本市にお住まいの方には、ぜひ見ていただきたい。あをぐみöが「カーサブルータスウェブ」にリポート記事を書きましたので、ご参考までに。会期は3月24日まで。(ö)
View Article『ならべかえ -ましかくの へんしん-』(かがくのとも 2024年5月号)
あをぐみがデザインおよび「え」を担当した『ならべかえ -ましかくの へんしん-』(かがくのとも 2024年5月号 福音館書店)が発売されました。著者は数学者の瀬山士郎さん。そのお名前と並んで、表紙に「絵」の担当者として自分(あをぐみ...
View Article別冊太陽 新版 武井武雄の本
武井武雄ファンのみなさま、そして前号が手に入れられていなかった方にも朗報です。あをぐみがエディトリアルデザインを担当した『新版 武井武雄の本 幻想世界のマルチアーティスト』(別冊太陽 日本のこころ 317/平凡社刊)が、内容も装いも新たな“新版”として発売中です。“新版じゃないほう”をブログで紹介した時から、もう10年も経っている!...
View Articleもっと知りたい喜多川歌麿
あをぐみが編集とエディトリアルデザインを担当した『もっと知りたい喜多川歌麿』(東京美術刊)が発売中です。浮世絵と聞いて、真っ先に北斎や広重の風景画を想像される方も多いかもしれませんが、浮世絵にもいくつかジャンルがあり、なかでも「美人画」といえばやはり喜多川歌麿です。名もなきふつーの女性から、当時のトップアイドルのドヤ顔まで、さまざまな表情を描いた歌麿。その美人画は当然ポートレートとしても楽しめますが...
View Articleダリ作品集
あをぐみが編集とエディトリアルデザインを担当した『ダリ作品集』(東京美術刊)が発売中です。1924年にアンドレ・ブルトンが『シュルレアリスム宣言』を発表してから100年という今年、ダリの作品集を手掛ける機会をいただけて嬉しい限りです。...
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